「あおり運転の被害」
ある五・十日に起こったの弊社でのあおり運転の被害の事案を一件、
ご案内致します。
市内にある弊社顧客のA社4tトラックで商品配送を終えて、帰社途中に交差点で横から他社(仮にB社)のトラックに割り込まれて、信号で強制的に止められB社運転手が降車してA社トラックに叫きまくった。
怖くなり逃げ帰ったのですが、社名がトラックにあったことから電話で猛烈に抗議があり、B社事務所に謝罪に来い、当て逃げで届けているから逃げられないぞと強硬な申し入れがありどうしましょうか?
と弊社事故担当者に緊急連絡あり。
事案の流れと事実関係
- 運転者本人に事故状況の確認/被・加害箇所の確認→要領を得ない・加害車両である痕跡がはっきりしない。
荷台からはみ出していた鉄筋が60cm程有ったらしい→接触の確認出来ない。
- A社事務所から警察への届け出を出して、警察官立ち会いの下で相手B社へ連絡するように手配のお願い。
- 弊社の事故担当者が上記の確認の為にA社へ出向き、B社へ電話した。
→猛抗議があり、とにかく警察へとなり、警察署へ出向く。
付き合わせをするが両方に傷らしき痕跡が見当たらない。警察官とA/B社両共に。
- 警察官の確認では双方に被害無し→???→検証と聞き取り+A社両ドラレコ映像確認の結果、A社が先に割り込んでそれに腹を立てたB社があおり、信号で強制的に停止をさせたが、そのまま逃走したので、B社運転手の気が収まらず@〜に至る。
弊社事故担当者よりB社運転手にお怒りはごもっとも?ですが、「虚偽申告」にあたることを告げてそれでも来るならA社と共に戦わざるを得ないが如何ですか?との問いに、若干トーンダウンして訴えを警察官の面前で取り下げて解散です。
弊社事故担当者もA社に戻り、事の顛末とドラレコ映像を役員に見て貰い、会社で情報共有して貰ってとりあえずは、事故届が降りたので弊社は退散致しますとA社から帰社しました。
その顛末報告を受けて、素晴らしかったのは、A社社長がB社社長に電話してお詫びをされました。とのことで一件落着でした。流石、A社長様です。同じ姫路で仕事をしている以上、またどこかで 顔を合わすこともあるはずです。
円滑に日常業務に支障の無いようにとの配慮に感激しました。
→これで半日潰れましたが、A社運転者は、役員からおまえが発端じゃ!と説教の嵐もあった?そうです。
何よりも実質的な人・物共に被害が無く、A社の御困りのお役に立てたので弊社としては胸をなで下ろしています。
「被害者が実は加害者(起点者)」であったと云う話ですが、話が終われたのも被害が実質無かったからで、あれば、もめまくる要素「大」確定の案件です。
「あおられたのは自分が原因」という案件は、私的・体感的感想ではありますが、決して少なくないと思います。
運転の認識以外のところで相手に不快な思いや癪に障るようなことをしていることもあるかも知れないと云う可能性です。
多くの人が行き交う道路上でのことなので原理原則を守りながらも「べき論」だけの解決は困難な場合もあり得ます。
弊社の交通安全講習や重点キーワードは「お先にどうぞ」ですが、正にこのような案件には「どストライク」の話です。
「ご安全に」と併せて「お先にどうぞ」もお願いできれば、このような話はしなくて良かったと強く感じる1日でした。
この日は五・十日で忙しい中であったのですが、A社では役員は緊急連絡が入り、対応を余儀なくされ商談や支払い、集金も支障があり、多くの業務が徒労に帰す或る1日であったのでしょう。
あおりの被害者はA・B社社長及び関係者だったという顛末でした。
気をつける価値の高い、日常的な【こぼれてはいけないこぼれ話】です。
文中にある「虚偽申告の罪」や「詐欺未遂」について
毎日起こる交通事故では自分が有利になる、自分が不利にならないようにと人間は考えるものです。
しかしながら、その行為が嘘であったり、行き過ぎた場合には犯罪の領域に入ることもあり、その虚偽の申告により人が罪に問われたり、財産的被害が発生すると刑事事件等として扱われることもあるので注意が必要です。
2022年一年間のご愛顧に最大限の感謝と「師走」に向かい、ご健勝と皆様の交通安全をお祈りしています。
2022年12月2日

「法令改正」の情報提供です。
令和4年4月1日から「乗車定員が11名以上の車輌の運行や5人(五台以上)の社用車を運行」するにあたり安全運転管理者は同報のパンフレットにある毎日のアルコールチェック作業の実施とその確認簿の作成と記録を1年間保存することが『義務化』されました。
(詳しくはパンフレット参照下さい)
それらの法改正に合わせて、アルコールチェックそのものとその実施した記録簿の作成保存が同様に課されます。
しかしながら、全車両運転者にアルコールチェックと共に記録簿作成とその社員全てへの確認業務は大きな現場や安全運転管理者様の負担になることが容易に予想されます。
【お得な情報として】
そこで今回、ご案内する仕組みは、アルコールチェックアプリを各報告義務者のスマホへ入れて入力・報告させると一覧表仕上がった形で管理者に届きます。
1社あたり10iDに付き約\2000/月かかりますが、弊社でのフリート、自動車契約のお客様。
他社契約についてもご承認いただけると簡単な手続きで
「無料」で提供・利用できます。
【事前に弊社との手続きが必要です】→弊社に御契約があるお客様や他社でもフリート等の場合は、簡単な手続きをするだけで保険料や現状のサービスや保険会社の変更・保険料やそれらに付随する手数や費用はかかりません。→これが弊社の提供する(無料)対応の最大メリットです。
この無料アプリの導入により、コストの削減と管理者の負担が最低限に保てることとなります。
重ねて申し上げますが、弊社に自動車フリート(保険会社は問わない)契約がある契約者に限り、そのフリート契約の仕方を弊社内部での変更で対応可能です。
→不要であれば即、削除(ペナルティ・違約金等一切なし)出来ますのでご検討ください。
直近に自動車保険の満期の場合は、その満期以降に実施可能最善タイミングです。
(契約の手続きと準備とそれらに関する情報の提供です。)
何よりも保険を通して、お客様と社員様とご家族が安全に安心して毎日を迎えられるよう祈念しております。
※パンフレットにありますように「安全運転教育・講習」や業務災害・監督署への提出物などへの備え等もご案内やご紹介しています。
また、契約しているよと云われるお客様でも先日、診断させて頂くと「保険が出ない状況」での契約が見つかったりしたこともありました。→ご相談が増えている内容です。お気軽にご相談ください。
2022年6月14日

「もし、事故が起こったら」
安全装置が装備される自動車が増えて来たことにより追突事故や誤発進等の事故が減ってきていることは大変素晴らしい事です。
事故が減少傾向にある事は事実ですが。「皆無」ではありません。
自動車の安全装置は運転者の意思と思われる行為にはその意思を反映するように作動します。
便利な利器も使い方次第というところは変わっていないわけです。
今回のご案内は、「事故はあるもの」という観点でその時にどうするの?と云ったご案内です。
ご覧頂いている「もし、事故が起こったら」は、
弊社オリジナルの事故時の対応を記載したパンフレット
で弊社のお客様には満期時や契約時に随時、お渡ししているものです。
現時点でも年間を通して、相当数の事故に遭われるお客様がいらっしゃいます。
私達のように事故慣れしている職業人でもやはり少なからず動揺します。
事故の経験も少なく、当事者(加害者・被害者)であれば尚更です。
その異常な状態の中で
「きっちり・かっちり抜け落ちなく」
なんてことはかなり熟練の経験と高度な知識を要します。
事故時に先ず、私達がアドバイスすることは
「お客様のおけががないか?」
無ければ相手を含み、救急車が必要であれば一番に人命救助で、
次は、警察で、その次が弊社に連絡です」が一番順位です。
救急車が一番はお分かり頂けると思いますが、何故、警察に届けなければならないのか、駐車場内や私有地で有れば良いんじゃないの?と聞かれることが多くあります。
ここで「きっちり・かっちり抜け落ちなく」が出てきます。冷静な方でも事故時の焦りや動揺で相手の名前や自動車の登録番号等後になって事故処理に必要な事故情報の聞き取りが出来ていないことが多く、申告内容では「○○さんで携帯電話が090−○○○○−○○○○」しか分からないことも多々有ります。
しかし、警察に届けておくと事故証明書が発行されて必要事項はこれで網羅されます。
その便利さだけではなく、事故は届け出る義務が法律で定められている訳ですから届け出なければならない。
と云うことを肝に念じて頂きたいのです。この規定から考えれば事故届をしないのは出来ない理由があるのでは?
と痛くもない腹を探られる不愉快な事態を招くことがあります。
故に2番に警察です。
3番目の弊社への連絡は、事故時の多くの処理事項や対応のためのご協力を出来るだけお手伝いさせて頂くことで少しでも軽く、また、イヤな思いをせずに素早く解決に向かうための弊社のサービスの一環です。
事故現場での処理事項は沢山有ります。
レッカーや修理工場、レンタカーの手配等々も大きな項目であるわけですが、今回の「もし事故が起こったら」のパンフレット(表面)をご覧頂ければ、事故後のしなければならない事柄や順番が一目瞭然で分かります。
パンフレット(裏面)に沿って相手運転者・車輌や確認事項を記入して、LINEかメールで送って頂ければ、それで事故報告のほとんどが完了してしまいます。
後ほどにその資料を元に追加でお聞きすることやご意向の確認等スムーズに処理が進んでいきます。
いかに「事故処理の初動」が大切かという点のご理解を頂ければ幸いです。
こんなパンフレットとサービス体制の提供も弊社の考える
「三心=真心・得心・安心」
の自動車保険の一旦です。
弊社のお客様には、どんどん、ご活用頂ければ幸いです。
最後になりましたが、皆様と皆様のご家族が無事故・ご健康でありますよう祈念しております。
2022年6月14日

過去にも弊社HP等でお知らせしたことのあるお問い合わせがまた又、増えて来ました。それは、火災保険にまつわる住宅修理に関するトラブルや詐欺まがいの営業です。「火災保険で屋根が無料(¥0)で直せます」とか「火災保険を臨時ボーナス・・・」etc
といった類いの投げ掛けや誘い、直接にも営業が。。SNS・webからも来ているようです。大事な事を最初にお伝えします。殆どの事業者・工務店さんやその関係者は善良で安心して信頼出来るのですが、注意すべきはその中には怪しい業者もいるという事実です。
その見極めとそんな詐欺に引っ掛からないように情報提供させて頂きます。
こういった被害にあわない為にも少し長文ですが、お付き合いください。
以下に示すその手口ですが、大凡の傾向・概要だと考え、該当する場合はご注意ください。
1.見積もりは無料です。
今日のことですから見積もり(概算)なら無料です!は当然ですが実は現場を観てみないとどのくらいの費用や時間、保険で対応できるか否かが分かりません。再度の立会や詳細な見積もりは有料という業者もあるようです。
(実例)姫路市の住宅街のAさん邸、ある日の昼下がりドアチャイムに奥様が玄関に出ると30半ばの作業着訪問営業さんが「お宅様のアンテナが折れていて、瓦も壊れているようなので火災保険で請求しませんか?」という話でした。その奥様はすぐに確認に弊社に電話を入れ、「風災は出ますか?」とお問い合わせを頂き、事情を伺いました。当日は小雨で、その現場写真を奥様からLINEで頂戴しました。住宅真横からの写真が送られて来たのですが、住宅軒の下から屋根に向けて撮った写真にはアンテナどころか割れた瓦も写っていません。写っているのはドンヨリとした空と瓦の端だけです。これでは破損確認が取れないと訪問営業さんに言うと彼は、同様の写真で損保○○会社では保険損害金がおりたと言われます。(そんな訳は絶対にありません。)
今日は大阪から来ていて雨天でもあるので屋根の上には上がれないから先ほどの写真で事故報告をして欲しいとの重ねての業者の依頼にそれなら日を改めてしっかりした損害内容や破損箇所の写真や見積もりを出して欲しいと言うと時間が無いからと
Aさん宅を立ち去ったそうです。
→その後も見積もりは届かないようです。大阪は遠いから時間が掛かるんでしょうか?!未然に被害が防げて良かったですが、賢明な奥様の判断による処が多かった案件です。「¥0(ただ)ほど怖いものはない」と昔から云いますが如何でしょうか?
2,火災保険からの支払いになるので無料です。ご負担はありませんと言う営業トーク
保険で認定されればと言う前提付きでのお話ですから保険対応できなければ「全額」負担されるのは家の持ち主様です。見積もりを出して「持ち主に承諾を得た」段階で
保険対応できようが出来なかろうが無関係に業者は狙い通りに請求して来ます。それも多くのお客様は、親切に遠くから(姫路に大阪や名古屋、北海道から)来てくれる「親切な業者」なわけですから「相見積もり」なんてしたら失礼やと見積もりの信憑性に目が行かないように言葉巧みに事を運びます。あなた→「(保険で出るのなら少しくらい高くても自分は損しないし)お願いします。」と言ってしまいます。これがこの業者本来の狙いです。そして、契約書を楯に保険対象外の高額な金額請求して、帰り際にこう言い残します。「(保険を出してくれる保険会社や代理店)と
契約した方が良いですよ(笑)」と正に本末転倒の「捨てゼリフ」です。予防策の一つは、修理契約書は保険会社からの支払確定後に結ぶようにしましょう。
更に想定した保険金を受け取れず工事をキャンセルしようとしたら、悪徳業者は、間違いなく「手数料」とか「違約金」等々の名目での様々な金銭の要求をしてきます。保険会社から保険金を受け取れたとしても、悪徳業者は手数料だけ受け取って、実際には工事が行われなかったり、いい加減な工事が行われたりする事もあるようです。相見積りや工事業者の変更が出来るか確認すると化けの皮が剥がれる事も多いでしょう。
3,「嘘はいけません」 見積もりは安いが・・・コンサルティング料が掛かるんです。
見積もり金額は、保険会社の査定も受けパスして正当な工事として協定が出来ました。工事も完了して保険会社からの入金も工事業者へ直接、入金になったはずなのに業者から「高額な」コンサルティング料金や代行費等の手数料請求書が送られて来ました。そんな金額払えないと言うと業者から「見積もり料は無料、工事料も安くしていますが、
保険料の代理請求を含むコンサルタント料も含めての総額でお支払いください。」コンサルタント料なんて聞いていないので出るとこへ出ますと言うと、「嘘の理由や
請求内容で保険金請求しているので結果として、保険金詐欺をはたらいています。事が大事にならない方がお客様の為です。」と開き直っています。工事代と保険金請求にまつわる代理請求は無料ですが、お客様からのご依頼でどうすれば「お客様から騙し取れるか」?の知恵を絞った結果のコンサルタント料なんですかね??。頼みもしていないのに大きなお世話です。嘘はいけません。
「積極的でなくても嘘による保険金請求は立派な保険金詐欺です。」
4,保険代理店の業務規定には・・・
1〜3に引っ掛からないようにするには@信用できる代理店さんに相談して下さい。これが最も早くて確実です。A信用の件る工務店や電気屋、自動車屋等々あなたを知り、護ってくれる業者さんのバリアーを日頃から醸成しておくことです。少しくらい高くてもこのバリアーを張り巡らすことは屋根修理詐欺以外の多くの事案にも大きな防波堤になります。例えば、自動車保険でネットの方が保険料は安いのです。でもその差額は倍や3倍になりません。年齢条件が若くても¥1万円〜¥2万程度でしょうか?運転者が若かったり、高齢になると安いどころか一般損保よりも高いくらいです。中長期的に均していけば、その差は・・・と思います。保険は自動車保険だけではありません。火災・傷害・生保・賠償責任保険等々あります。メリハリとトータルに組合わせや料金の多寡も考える事が有益ではないでしょうか?
「ネット保険は事故が無ければ役に立てないのか?」という湾岸署の刑事さんが熱く語っていますが、ネット保険はそう、その通りなんです。現に傷害保険や医療保険、生命保険には無料相談や医療機関紹介サービスもあるのです。反してプロ代理店の募集人さん達は様々な事柄に精通しており、幅広いネットワーク
からお客様を総合的に護るバリアーになってくれます。騙し取られる金額を考えるとほんの少しの保険料差では、まかなえない価値と差額です。
今回のお示ししている内容について幾つかの知っておいて頂きたいことがあります。
1,保険代理店は事故に際して保険が出るとか出ないとかの判断を示してはいけない。
違和感を覚えられる契約者様も多くおいでであると思いますが、保険事故には、多く
状況や条件により保険の対象になったり・ならなかったりする場合があります。お客様に対する想いが強い代理店であれば「出たら良いのに」が勝ってしまうことも
あるでしょう。でもその後、出なければお客様は二度、事故に遭うことに等しいのです。ですから、言ってはならないという規定が厳に定められているのです。とは言いながら事故に遭ったお客様に少しでも安心して頂けるよう努力はしています。
2,これだけ多くのSNSやHPで「火災保険は火災以外にも使えます」といったネットCMに
お客様が興味を惹かれ、諸問題が発生しているのは、商品説明と理解が行き届いていないとのでは?と云うべき点です。(悪人につけ込まれているんですから)
当然、保険代理店はその範囲や例示を示して「火災保険は火災だけではありません」
とお伝えしているのですが、契約者の意識への落とし込みが出来ていないのだと思います。今まで以上にお客様への周知徹底は時間や機会を増やさねばなりません。ですから、「善良な業者さんの屋根直しやアンテナ修理、風災や破汚損の営業」によりお客様が「支払いを受けることが出来る正当な保険金」は、損害があるのだからどんどん請求頂いて、喜んで頂くことは私たちにとっても喜ばしい使命の結果です。老朽化や経年劣化による損害は保険の対象外であるという原則を覚えておいて下さい。
3,ほんならどなしたらええのん?と思われたら。。疑問があればヤンに電話(相談)!
・様々な相談に日々対応してくれるホームドクター的代理店を探すことが早道です。お客様と様々な案件に対処して保険販売だけに留まらず様々な角度からお役に立てるよう、寄り添える努力を日々に活かしている代理店であることです。
弊社でも時間や労力の許す限り、ご相談には努力させて頂いていますが、相談件数が
増えてくると時間の限りもあり、又、弊社顧客の場合以外では契約内容が確認出来ない事や正確に分からない場合もあり、他社契約の場合は詳細な内容が掴めず間違った答えになる事は、私たちも望みませんのでご理解の上でご相談下さい。
先ずは、今契約されている代理店さんや保険会社に相談です。
最後になりますが、悪徳業者には注意とお客様には高くアンテナを張り巡らせて下さるようにお願いします。(迷ったときは契約前に弊社へお電話ください。)ネットで調べるのも現代に於いて手軽で有益です。ネット上の情報収集の仕方があります。
本件のように「保険代理店目線」と「修理業者目線」の観る方向によってかなり違いが見えてきます。そんなうまい話は転んでいません。そんな盲点とも言うべきポイントに的を絞って、痛い目に遭わないようにご注意下さいという観点と、保険を掛けているのだから使えるものは使いましょう。使わないと掛け損になってしまいますよ。という観点の違いによるお勧めや意見があります。
申し上げたいのは、双方が対立している考え方では無く互いに補完し合って成り立っており双方に正しく、必要な存在であると云うことです。そもそも悪徳業者の着眼点は、「保険で(大きな金額が)無料になるから」がポイントです。然しながら、壊れていないところや保険対象外であるものも含めて請求しようとする処に無理があります。ですから、トラブルになります。善良な業者さんはここに記した点について全てご対応頂けるはずです。そこを見落とさないよう心がけて下さい。
特殊詐欺も含めて多くの情報弱者が狙われ続けており、効果的に取締まれない不甲斐ない時代状況ですので自己責任で自己防衛を計るしかありません。何度も言いますが、こういった悪徳業者は、ほんの一部で多くの業者は善良で真面目な業者さんが圧倒的多数を占めるのですが、極々、一部であるその悪徳業者に当たらないとも言い切れません。そして悪徳業者は「手を変え・品を代え・繰り返し」襲いかかって来ていることを忘れてはいけません。今まで以上に、私たち保険代理店や保険会社、業界団体は自己の於かれている立ち位置やどうあるべきかを熟慮する必要性があります。契約者の相談・代弁が出来ることや気持ちをくみ取ることが出来るプロが必要な時代です。建築関係の方に聞きますと「訪問営業の業者は避ける」方が良いそうです。
ご要望があれば安心できる工務店・工事業者も近隣であればご紹介できます。
・「相談できなければ、そんな代理店では契約しないでください。」
・「ご自身に会った専門性や知識の高い代理店やプロ化された代理店での契約」
・「(事故時には)休日でも可能な限り対応してくれる代理店」
参考: 一般社団法人 日本損害保険協会
※同じ様な怪しげな団体や会社名も有りますのでご注意下さい。
参考:独立行政法人 国民生活センター
お問い合わせは、弊社HPからのみお受けしております。(緊急の場合はその限りではありません)


2020年6月1日

弊社の放送「平成30年1月4日/20日放送」でもお話ししました内容について、多くのお客様からの反響を頂きましたので改めて当コラムの「こぼれてはいけないこぼれ話」でも取り上げることにしました。
そもそもの話になりますが、弊社が取り上げた事象やラジオでのお話では、基本的な着眼点は「今そこにある危機」というべき身近にあるが、意識をしていないような危険性や困りごとの「種」を見つけ、正確に評価して対処、もしくは準備をする。これが出来るようにお客様と家庭や企業、日常生活を防衛するという意識を持ち、日常からの危機意識や防災意識の昂揚と意識付けが第一の目的です。そして、経済的な補填や防衛の為の保険というところで備えや負担軽減等々で私共の出番がある訳です。
つまり、実際的な因果関係のある事故や事象に合わせた対処や準備(ケーススタディ)が出来ていてこそ意義が見いだせる訳です。その範囲は自動車や火災は言うに及ばず、事務所内や社員食堂の壁紙やドアの構造にもご注意を申し上げることもあります。
こう云った日常を網羅する作業が多岐に渡る為に様々なケースを取り扱うので原則的に、皆さんの周りにいらっしゃる保険代理店さんの殆ど、全ての方が顔は広いはずです。それ故に、自然な流れの中で私共でもコーディネイトというか、お客様同士をつなぐ作業は日常茶飯事です。その多くの喜びもあれば、対角線上の望みはしない、間違いなくそれよりも多い「もめ事」も入ってきます。
そんな「もめ事」の一つで「事故」では無く、実際にあった日常に潜む「今そこにある危機」のお話です。
平成29年、年の後半に姫路市内で実際に或る保育園の送迎バスでのお話です。ご存じのように一定のルートを毎日こども達を乗せて送迎しているバスに起こった「事件」です。その道は、朝夕には「通学路」の指定されている道幅の狭い生活用道路です。ですから通学時間中は許可を得た車両だけが通行できるのですが、抜け道的に無法無秩序に進入してくる車も少なくありません。その道ですれ違いざまに起こった、どこにでも誰にでも起き得る「事件」です。
二台の車両がギリギリの道幅なのでバスは路肩にさけて相手に道を譲り、待っていましたが元々が狭く遅々として、進めませんので当たらないように口頭で確認・指示を出しながら互いに確認し合いながらようやく通り過ぎ、相手車両は走り去りました。その様子はドライブレコーダーにも映っていますし、音声も録音されていました。小一時間後、保育園に電話が入り、大きな声で道を譲れと言われて(恫喝された?)避けた結果、左側壁に擦ってキズが付いたので修理代金を払えと言った要求がありました。
状況的には上記の通りですが、保育園側ではこの話を受けて警察への報告や相手への対応、他の職員と複数人で現場検証に出向き、確認も取りながら証拠の検証もしました。相手先の言われるように恫喝を受けたことはドライブレコーダーの音声でも確認出来ませんし、壁に擦ったと言われる場所にもキズや車体の色等も見当たりません。もし、壁に当たっているのなら、そこで停まり車体の損傷について話が出来たはずです。その後の行動からも現場での話が無いのは余りにも不自然です。
保険代理店的にこの件を見ると・・・保育園という業種はある意味、人気商売ですのでこう云ったクレーム(?)に対して非常に敏感でもあり、出来るだけ穏便に事を運ぼうとする力学がどうしても働いてしまいます。そのお気持ちや置かれている環境も理解出来ますのでその気持ちを配慮しながらも対応するのですが、そこにつけ込もうとする輩が一定数存在するのは事実であることもお伝えしました。その上、この事故?に対処したとしてもそれで終わるという保証は無く、更にエスカレートすることも(こんなことを要求するのだから)十分に考えられることから先ず、保育園の方に状況をお聞きしながら警察に報告することをお薦めして、届け出を出して頂きました。
その結果、双方車両の接触も無く、壁にもそれらしきキズも無し。事故そのものの発生自体に確認の為に、私も相手運転手の方とお話ししましたが、接触もしていないことの確認も出来たのですが、私に「相手運転手に大声で強要されたので慌てて、壁に接触した。」その責任を取れと言ったのであって、交通事故では無いので代理店と話す必要は無い。保育園と話すから保育園関係者以外の代理店や警察等とは話す必要がないと強い口調で言われました。その後、警察からの呼び出しに、ようやく警察にも行かれて因果関係が無いので・・・と諭されたらしいのですが、それでも保育園には数回、執拗とも言える内容の電話があり、警察と弁護士での対応をしますと毅然と話されたので現在の所、電話はありません。後で解った話ですが、相手さんは通行許可を持っていなかったそうです。本当に「笑えないオチ」です。
相手さんの視点で見ると事故として見えることもありますが、許可も無く走っていけない道路を走りながら、有りもしない被害を申立て事故としての請求がされてしまう。ある種の迷惑行為的と云うか通り魔的な位置付けの話なんですが、数日の時間と繰り返しの相談と対処・保育園担当者の精神的苦痛も含め時間を要しました。保育園には本当にイイ迷惑です。分かり易く簡単に電話で全てが対応出来れば何よりですが、このような話が権利意識の高揚により事訳を「知らない」と対応出来ないことや事象そのものが無いこと(言った者勝ち?)への対応も増えている時代でもあります。
プロ代理店としての対応体制整っていない代理店や人員用意の無い場合や電話とメールだけの保険会社、代理店に於いてこれら専門的知識や経験値が低い代理店で加入されている方々にはこれら事件の被害に「絶対に」遭わないように祈念して止みません。
私共は、これからも個人のお客様や法人契約先の「護り」としての存在になれるよう努力し邁進して参ります。
皆々様のご健勝と交通安全とご発展を心より御祈念致します。
FM
GENKI 79.3MHz 「平成30年1月4/20日放送」 保険のプロを甘く見てはいけない。あなたの代理店は身近な事故や事件の
相談も出来ますか?/ 放送内容に基づく(→バックナンバーはこちらからチェックして下さい

ご注意
茹だるような暑さという言葉が身に沁みる今年の夏ですが
アベノミクスは、どこの街を彷徨いているのか分かりません、私のところにはまだ、お立ち寄り頂いていません。その到着を心待ちにしているところです。
そんな今日この頃ですが、弊社にもお問い合せのあった最近の「こぼれてはいけないこぼれ話」の一つを損保協会のチラシを使ってご案内いたします。
最近は、異常気象によるゲリラ豪雨や台風、地震と天変地異が多く発生しています。当然のことながら火災保険等でその補償を受けられているお客様もいらっしゃるわけです。入っていて良かった火災保険です。
しかし、ある日、突然に
「リフォームにも保険が使えるとか、その保険金請求指導もするのでリフォームや修理をされたらどうでしょうか?」
といった営業が電話や訪問であるようです。
営業を受けられたお客様がこんなうまい話あるの?といったお問い合せを頂いたので
「そのような(被害もないのに)保険請求は対象になりません」とお答えし、未然に防げたので被害も無く済んだので良かったのですが、もし、その口車に乗って修理をしていたら高額な修理代を請求されていたと思われます。(この場合、修理をすることとその修理金額が保険で下りることは別問題だからです)
また、自宅に限らず、繁華街や商店街にあるテナントビルでもテナントの店子達と修理業者といった「役割分担」を行い、火災保険の修理費用や賠償責任保険に、わざと起こした事故で過大過重な請求をしてお金儲けを企む輩もいるようです。
それこそ、目を付けられたビルの大家さんは、修理費用や家賃の補償、保険会社からの調査に立ち会う手間や無意味な時間や未収の発生等々と被害甚大です。
まじめな大家さんやお客様が被害者になってしまうような事案や善良なお客様を巻き込んで悪質極まりない違法行為の当事者化してしまうようなが多くある
今の時勢はまだまだ「不景気」なんでしょうかね??
弊社では様々な社会啓蒙貢献運動に取り組んでいます。
活動内容は詳細からご覧ください。

弊社の想い
手数料の減少や事業環境の悪化等代理店の環境は益々厳しくなる中で合併等により大型 化の道を辿りながらより高度な事業化を目指す時代です。そ
の時代に適合できる社員や
組織を活性化して行く上で大事な次代の人財確保と事業発展が第一の想い。
インターネット全盛の感があるデジタル時代ですが、人と人を心でつなぐアナログ的なお客様の顔の見える営業も少なからず、しかもより強く求められている事実。
パソコンが使えることや効率化という事にしか価値を見出さない組織の価値判断だけではなく、お客様の利益を考えながらしっかりと利益を出していく本物の営業が求められています。
その本物を探しています。例えば、自動車ディーラーにお勤めだった方で店長等営業や支店経営の経験がある方。業種は限りませんが、営業職に永年、携わられた経験を活かしたい方
を求めています。特に関連の深い自動車業界の店長経験者の方々の扱いには大きな疑問を感じています。これまでの発展や顧客の支持は誰のお陰?と首を傾げたくなくなるのは私
だけでしょうか?あまりにもそのキャリアが「もったいない」。これが第二の想いです。
経営者としての責任は負いたくないが、稼いだ分の相応の分け前や明日への希望や誇り、 やりがいと尊重される立場を自分の実力で弊社と共に歩み掴んでください。

「弊社では、プロフェッショナル「乗合」代理店としてお客様の視点に立って本当にお客様の必要性と安心を提供出来るよう様々な保険商品群から選び、提案いたします。その為、お客様への(保険の)利益が弊社扱い商品で提供できない場合は、他社へのご紹介やお断りすらする場合もあります。ですが、これもプロとして、お客様第一主義の顕れでありサービスの一つと考えています。

「弊社は、数多くの同業他社の代理店様のキャリヤや実力を発揮できる環境作りも微力ながら、精一杯、取り組んでいます。兼業・複数乗合・代理店や保険業務提携のご提案推進をしています。時代の変化により経営の困難さが増す中、お客様の多種多様のご要望に応え続ける事が出来る生損保代理店としての日常業務はもちろんのことながら代理店の活性化を目指して様々な取り組みをしています。
代理店の業務支援ツールとして業務や事業の連携・共助に互いの利益を求め、向上するために弊社への提携や統合や委託等多くの選択肢も用意しております。見直しと共に様々な方法や視点を変え、現状の業務を一度見直して、経営効率化と作業性と売上向上へ繋げてみませんか。
しかし、私達に出来るのはお手伝いだけです。何よりも大事なことは、代理店様であるあなた様が、ご自身とお客様を守るために「変化」に対応する勇気を持っていただくことです。」
