昨今の火災保険料が高騰しています。
高い安いではなく、「もう払えない」という領域に達している保険料の物件も散見されてきています。
寺社は日本人にとって「心のよりどころ」であり、魂の鎮座する神聖な場所です。
その建物は過去から何代にもわたり多くの時間の経緯を超えて護られてきた大事な宗教的にも美術的にも歴史・文化的にも建築学的にも多くの価値観を多面的に具現化した象徴でもあります。
然しながら多くが「木と紙」で作られています。非常に火災に弱く、雨風にも影響を受けやすい建物でもあります。
それらの維持管理は時代を超えて護り、受け継いでいく価値のある物ですが
保険料の高騰により維持管理が出来なくなってきている事実に向き合う必要性があります。
神戸市内でここ数年間で罹災したお寺が未だ焼け落ちたままと言った現実もあるので弊社のお客様への警鐘」として取り上げました。
最後になりましたが、取材を頂いた中外日報/磯部記者にも感謝申し上げます。