服飾事業 / Buisiness

スーツの蘊蓄話01『はぜる』とは

スーツの『はぜる』とは

引っ張り力に対して糸が抜け生地を開放して生地が裂けないようにダメージを和らげる為の弊社オーダーならではのしつらえ。 弊社のオーダースーツには、縫い直すための『縫いしろ』として生地の余裕を持って作っています。

その理由は、(弊社製品規格では)サイズ調整に可能な限り対応できるようにウエストで±5cm、
上着のお腹周りで±3cmは可能です。 永く着ていただく為に最大の努力をしています。
反面、シルエットや腕周り(は調整不可)が、ぶかぶかでカッコ悪くなるほどのサイズ直しは対応していません。
その上で、『はぜる』造りを採用しています。既製品の多くにはしつらえてありません。
つまり、今日のテーパードで伸縮性の高いスーツには、必須装備が装備されていないということになります。

この『はぜり』はスラックス左右と後部(臀部)の縫い合わせ部分ですが、既製品等でしつらえがないスーツの最悪な場合、スラックス前側のプレスラインが引っ張られて、徐々に薄く弱くなりそのラインに沿って生地が裂けたりします。
生地そのものが裂けると補修方法が大幅に狭まり、かけつぎ等のプロにおねがいしないとなおりません。(なおらない場合も多いようです) ピチッとした既製品スーツを着られる方は、ご経験の有られる方もおいででしょう?!
こうなると修理が効きませんので買替え決定です。お気入りのスーツが廃棄に廻る瞬間です。

弊社のお客様への想いに纏わる見えない『はぜり』に関する蘊蓄です。
写真のようになったら弊社へお持ちください。縫い直し無料です。
ほつれたのではなく『はぜり』により大事なスーツをお守りしています。

スーツの蘊蓄話02スーツの袖のボタンはナポレオンが付けた?

スーツの『はぜる』とは

スーツの袖にボタンが付き出したのは、ナポレオンがロシア遠征に行ったときに、兵隊が寒さのために鼻水を袖で拭いていました。
その為に軍服の袖口が白く光っていました。
これを見たナポレオンは激怒してボタンを袖口に3個付けたのが今のスーツの原型です。
元々の前回りには前ボタンがたくさん付いていた様なのでそれと合わせてということなのでしょうか?!
スーツの原型は鼻水を拭かせない知恵だっとということらしいです。